4月から本格化する中小組合の交渉を支援し、先行組合の賃上げの流れを波及させ、格差是正の実現に向けた連帯の強化を図るため、「2025春季生活闘争4.4中小組合支援共闘集会」が連合主催で開催され、損保労連も参加しました。
主催者を代表して芳野中央闘争委員長は、「中小企業と大手企業の間において賃金水準の格差が拡大している。日本の雇用労働者の7割を占める中小組合の格差是正の実現に向けては、大手組合の交渉結果を社会全体に波及させるとともに、公正な取引環境の確保をはじめとする中小企業特有の課題に即した取り組みが不可欠である」と挨拶しました。
次に、構成組織による、2025春季生活闘争における企業規模間・雇用形態間の格差是正の取り組みを中心に報告や、神保労働条件・中小労働委員長(電機連合会長)による、今後交渉が本格化する中小組合の回答引き出しに向けた決意表明がなされました。
最後に、清水中央闘争事務局長のリードに合わせてがんばろう三唱を行い、集会を締めくくりました。集会終了後には、JR秋葉原駅中央口ロータリーにて街頭アピール行動を実施し、中小企業の賃上げの必要性を訴えました。