あゆみ(沿革・年表)

沿革

損害保険労働組合連合会(損保労連)は、1967年2月15日に結成され、現在23単組、組合員総数約90,000名で構成されています。

損保産業の産業別労働組合としては、1947年に発足した損害保険従業員組合連合会(損保従連)がありました。この損保従連が1949年に発展的に解消され、単一組織として新たに結成された全日本損害保険労働組合(全損保)は、当初賃上げ闘争を中心に活発な経済闘争を展開し数々の成果を上げたものの、1960年以降、本部を中心に政治的傾斜を強め、運動方針にも特定のイデオロギーを色濃く反映させて組織内にもこれを強要するようになりました。

  • こうした全損保本部の独善的な行動に対して、興亜支部は1966年6月に脱退を決議しました。また、同和、住友、東海、安田の4支部は内部より体質改善を働き掛けましたが、全損保本部は依然としてその姿勢を変えようとせず、ついに1966年12月にこれら4支部も相次いで全損保を脱退し、先に脱退した興亜労組と1967年1月に全損保を脱退した大住商事労組を加え、1967年2月に新しい産業別労働組合として損保労連を結成しました。
  • 損保労連は、労使対等の原則のもと経済闘争を中心に組合員の具体的な利益を勝ち取っていくことを綱領に掲げ、自由にして民主的な組合として力強いスタートを切りました。
  • 以後、損保労連は、組合員の労働条件の維持・向上に着実な成果を上げるとともに業界諸課題に対しても問題指摘や提言を行うなど積極的に取り組み、損保産業の健全な発展にも寄与してきました。
  • また、1997年には、労働組合としての社会的役割の発揮と産業別労働組合としての機能の強化に向け、日本労働組合総連合会(連合)に加盟しました。
    こうした中、損保労連では、損保産業を代表する産業別労働組合として、労働条件の維持・向上と産業の健全な発展に向けて、幅広い視野に立ち、中・長期的な視点から産業全体にかかわる諸課題や単組活動の支援を行っていくために、具体的な活動として以下の取り組みを積極的に推進しています。

年表

  • 1960s

     
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    1967年度 第1期
    損害保険労働組合連合会(損保労連)結成(6単組、約12,000名)。
  • 1970s

     
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    1970年度 第4期
    産業別労使懇談会スタート。
    商業金融関係春闘懇談会の開催。
  •  

    1972年度 第6期
    東亜労組の加盟。
  •  

    1974年度 第8期
    金融商業労組懇談会の開始。
  •  

    1976年度 第10期
    保険制度研究会報告・自動車保険問題研究会報告。
  •  

    1978年度 第12期
    外務員制度研究会報告。
  • 1980s

     
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    1981年度 第15期
    FIET(現 UNI)加盟。
  •  

    1983年度 第17期
    金融四単産会議の開催。
  •  

    1984年度 第18期
    安田損調労組、東海損調労組の加盟。
  •  

    1985年度 第19期
    興亜損調労組、同和損調労組の加盟。
    富士労組の準加盟。
  •  

    1986年度 第20期
    損害調査会社産業別労使懇談会の発足。
  • 1990s

     
  •  

    1992年度 第26期
    住友損調労組の加盟。
  •  

    1993年度 第27期
    富士労組の正式加盟。
  •  

    1994年度 第28期
    中期ビジョン特別委員会最終報告の策定。
  •  

    1996年度 第30期
    日本労働組合総連合会(連合)加盟の決定。
    富士損調労組の加盟。
  •  

    1997年度 第31期
    安田労組・安田損調労組の脱退。
    連合加盟。
  •  

    1998年度 第32期
    「創造性豊かな働き」の策定。
    安田労組・安田損調労組の再加盟。
  • 2000s

     
  •  

    2000年度 第34期
    連合中央執行委員への選出。
    エイアイユー労組の加盟。
  •  

    2001年度 第35期
    興亜労組の脱退。
    日本興亜労組、三井海上労組、三井損調労組、日興損調労組の加盟。
  •  

    2002年度 第36期
    大成損調労組、日産火災損調労組の加盟。
    「政策・提言集」の策定。
  •  

    2003年度 第37期
    UNI-Apro金融部議長に就任。
    損保ジャパン情報システム労組の加盟。
    損保労連オルグ(現 損保労連ユニオン・ミーティング)開始。
  •  

    2004年度 第38期
    NDIコンピュータサービス労組、MSK情報サービス労組の加盟。
    日動火災労組、日動火災損調労組の加盟。
    富士火災システムサービス労組、セゾン自動車火災保険労組、
    日動火災契約従業員労組、日動外勤社員労組の加盟。
  •  

    2005年度 第39期
    日本興亜情報サービス労組の加盟。
    損保協会労組の加盟。
    「創造性豊かな働き」の見直し。
  •  

    2006年度 第40期
    女性委員会の設置。
  •  

    2007年度 第41期
    ユニオン・サークルの開始。
  •  

    2008年度 第42期
    ビジョン委員会最終報告の策定。
  •  

    2009年度 第43期
    労働時間短縮プロジェクトチーム(PT)の設置。
  • 2010s

     
  •  

    2010年度 第44期
    労働時間短縮統一運動推進プロジェクトチーム(PT)の設置。
    ニッセイ同和労組の脱退。
  •  

    2011年度 第45期
    あいおいニッセイ同和労組の加盟。
    ニッセイ同和損調労組の脱退。
    「東日本大震災損保労連対策本部」の設置。
  •  

    2012年度 第46期
    あいおいニッセイ同和損調労組の加盟。
  •  

    2013年度 第47期
    政策ビジョン委員会の設置。
  •  

    2014年度 第48期
    未来創造特別委員会の設置。
    東京海上ホールディングス労組の加盟。
  •  

    2015年度 第49期
    連合東京への加盟。
    損保ジャパン日本興亜ひまわり生命労組の加盟。
  •  

    2016年度 第50期
    東京海上日動あんしん生命労組の加盟。
  •  

    2017年度 第51期
    Action2022(中期重点取組課題)の策定。
  •  

    2018年度 第52期
    チューリッヒユニオンの加盟。
  •  

    2019年度 第53期
    イーデザイン損害保険労働組合の加盟。
  • 2020s

     
  •  

    2021年度 第55期
    三井ダイレクト損害保険労働組合の加盟。
  •  

    2022年度 第56期
    Action2025(中期重点取組課題)の策定。
  •  

    2024年度 第58期
    MS&ADインターリスク総研労働組合の加盟。
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