損保労連NEWS

第96回メーデー中央大会に参加しました

2025.4.26

 4月26日(土)に第96回メーデー中央大会が開催され、約29,200人の働く仲間やそのご家族などが一堂に会し、労働条件の改善や人権の確立、平和への思いなどを共有しました。損保労連からも単組役員や事務局メンバーを中心に約130名が会場に集いました。
 中央式典では、芳野友子中央実行委員長(連合会長)が主催者を代表して挨拶し、「今日ほど、『平和なくして労働運動なし』『民主主義なくして労働運動なし』ということを実感できる日はなく、先人への敬意と感謝を表し、今を生きる私たちが、未来に向かって平和を求め続ける決意を新たにするメーデーとしたい」と述べました。
 また、2025春季生活闘争について、「昨年に引き続き高水準での賃金改善、とりわけ中小・小規模事業所において前回を上回る賃上げ率となり、確実に格差は縮まっている」と述べました。
 さらに、「混とんとした世界を突き進むには希望という光を常に灯し、一致団結するしかない。80年前に多くの犠牲と引き換えに築かれた平和をこの先につないでいくため、改めて力を合わせ、心を合わせましょう」と呼び掛けました。
 損保労連では、今後も連合の活動への参画を通じて、すべての働く仲間との連帯を深めていきます。
 
メーデーとは:
 1886年5月1日、米国の労働者が「8時間は労働に、8時間は休息に、そしてあとの8時間は自由な時間のために」を求めてストライキに立ち上がったのが起源です。
 日本では1920年5月2日に第1回メーデーが東京・上野公園で開催され、それ以降毎年開催されていましたが、第二次世界大戦中は政府により開催が禁止されました。
 戦後、労働組合の活動再開とともに再び開かれるようになり、労働者の地位や労働条件の向上、権利拡大をはじめ、人権・労働基本権の確立、民主主義の発展、恒久平和の希求に深く貢献してきました。
 現在のメーデーは、米国の労働者が労働条件の改善を訴えたその思いを受け継ぎつつ、働く仲間とお互いをねぎらいながら、家族や地域の皆さんにも楽しんでもらえる一大イベントとして世界中で愛されており、連合のメーデーについては、産別・単組の垣根を越えた組合員同士の貴重な交流の場となっています。

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